多摩川~桜堤 · 2021/07/18
諸用のため福井から・・。梅雨も明けちょうど7月盆(通常は8月盆だが)の暑い中、庭掃除がてら愛犬さくらの(墓碑のような)石碑に頭から水やり。水が大好きで鮎の友釣りなど、一緒の時には水中に潜って色々なものを拾ってきてくれた。仕事から遊びまでいつも一緒だったのである。亡くなって4年弱、やはり長年伴に過ごした所では会いたい気持ちが一層強くなっていく。伴に大河の一滴、いずれ再会の日も・・。

多摩川~桜堤 · 2021/06/17
6月16日、お菓子の日との事。平安時代の848年、仁明天皇が嘉祥(かしょう)へと改元。同年6月16日に16個の菓子や餅を神前に供えて、疫病を払い健康を祈願したことに由来し、嘉祥の日とも言われるそうである。今年は16個の和菓子を買い求め、さくらの仏前にお供えしCOVID-19パンデミックが収束方向に向かうことをお祈りした。...

予防接種 · 2021/05/10
ファイザーワクチン1回目接種後、19日目、抗体検査施行。我々2人ともコロナIgG抗体が陽性となった(接種直前に陰性確認済み)。約1年前からPCR検査を開始し、色々な感染防御を行いつつも不安はつきものだったが、緊張から解放されたような安堵感が湧いた。しかし油断は禁物。1回接種後の有効性は確か50~60%程度のはず。明後日には2回目接種予定である。


予防接種 · 2021/04/22
当院でも医療従事者の個別接種が始まった。ファイザーワクチン、昨日、三角筋に自分で注射。やはり数時間してだんだん痛みが多くなってきたが・・。今回配布された接種用の注射針はデッドスペースを減らした仕様、シリンジは普通のタイプ。この組み合わせにて6回分は十分採取でき、7回分目は0.3mlにわずか及ばず(0.26ml程度)廃棄した。...

感染症 · 2021/04/18
楓ちゃん、11歳、ゴールデン・レトリーバー、 保護犬、男の人が大好きなとてもやさしい子です。 3月初め、預かりボランティアさんがCOVID-19罹患、すぐにこの子を隔離し、無症状だが念のため某大学でPCR検査してところ陽性判明(ずっと一緒にいる同居犬も検査、こちらは陰性)、その3週後再検し陰性になったのを確認。...

予防接種 · 2021/03/12
前回、ファイザーワクチンをシリンジへ充填するにあたって徳洲会方式には問題があるのでと述べた。やはり細い針を使用することへの問題点を指摘する先生が登場した。 7回接種はやめよ! である。 この件でファイザー社に質問を送っているのだが未だ回答はない。
予防接種 · 2021/03/10
ファイザーワクチン1バイアルから7回分採取できるとの事、徳洲会病院方式が報道されている。インシュリン用の針付きシリンジを使うようだが針の長さが13mm、太さ27~29Gである。ある論文では肩峰下5cm(3横指下)における皮下組織を超え、骨膜に到達しない針の刺入深度(安全・確実に筋肉内に針を到達させる深度)としてBMIが18~30なら15mm、BMIが30以上なら20mm、としており13mmの針では短いと思われる。また肥満度に対応して針交換もできないし、リキャップ時などに針を不潔にしてしまっても交換できず、ワクチン液ごと廃棄となる。 感染症学会、小児科学会などの記載をみても筋注の針の太さは標準的に22~25Gとなっており、27~29Gなどの皮下注用の短い針を基部まで刺入した場合、針が折れるリスクはないのだろうか? またmRNAワクチンは脂質の膜でカプセル化されており繊細な扱いが必要(バイク便の振動不可、ゆっくり転倒混和など)であるのに細い針の中を吸い上げたり、圧をかけ注入したり、品質に影響はでないのだろうか? テルモは長さ16mmのインシュリン用シリンジ(おそらくゲージ数は同じ?)を製造するとの事、デメリットをカバーできるとは思えないのだが。

予防接種 · 2021/03/05
COVID-19ワクチン注射方法についてやや混乱があるようだ。三角筋の筋肉注射において以前から教科書的には肩峰から3横指下の三角筋中央部とあり、今回日本医師会もプライマリーケア連合学会の動画を引用し2~3横指下としている。しかしちょうどそのあたり(3横指下すなわち約5cm下)には腋窩神経の枝と後上腕回旋動脈が横切っているため、もっと下の前後の腋窩ひだ(脇の上端)を結んだ線の三角筋中央部を勧める方法もある。この場合試してみると刺入点の位置決めが(特に着衣が多いと)あまり簡単ではないように思える。また肩峰から10㎝程度下、すなわち三角筋のボリュームが少ない場所となり針先を筋肉内に留める難しさもあるように思える。骨膜にあたることも避けたいし、また皮下注になっては免疫原性低下となる(局所副反応の増加)。では3横指よりもっと上の部分での接種はどうかとなると関節の滑液包への穿刺、誤注入のリスクが高まることになる。肩峰から3横指下近くには神経、血管があることは解剖学的にも、多くの論文からも明らかなのに長年、3横指下という表記が継続されているのはなぜだろう。結局、刺入点が測りやすい、筋肉量が保たれる(確実な筋注が望める)などを重視し、神経分布は肩峰から5cm以遠(6,7㎝まで)に多いので、肩峰から2~3横指の範囲で穿刺し、痛みやしびれを問いかけることにより神経損傷を回避すれば良しというところだろうか。 被接種者の腕はまっすぐ自然に垂らした状態なのか、肘をまげ腰部に手を当てた状態にするのか、・・ 腰に手を当てると上腕が内旋し後側にある橈骨神経を間違って損傷するリスクが増加するとのことだが 指先を下方に向けたまま肘の曲げると内旋はあまり気にしなくてよさそうにも思える。立位で腰を曲げての接種は人数が多いと腰痛持ちには厳しい。その他、接種部位は皮膚を張る方法、または筋量を感じるため摘み上げない程度に大きく保持するなどの違いもある。 またバイアルから吸引した針と接種する針の交換の必要性については、CDCなどは清潔操作が保たれているなら不要としているが職業感染防御研究会などはバイアル穿刺時のコアリングのリスクから交換を奨めている。できるだけ操作手順が少ない作業のほうが良いようにも思えるのだが・・。 まとめると、 2~3横指下(2.5横指をめざして)中央に注意深く、痛み・しびれを必ず聞きとる、持ち上げないで大きく筋肉を保持、肘の曲げ伸ばしは接種状態によって選択(橈骨神経は意識)、針交換は米国CDC方式、・・・。現時点では。

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