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PCR陽性率10%

千葉大の先生からPCR検査の陽性率(検査数に対する陽性者の率)が高い国では一定人口に対する死亡者数が高いとの報告があった。陽性率が高い事の危険性を山中伸也先生なども述べておられ、岩田健太郎先生はその率が10%以下であることが感染者数の捕捉の目安になると述べている。陽性率が高い状態が続くという事は見えない市中感染者が続々と増えている可能性があり感染爆発、医療崩壊、死者数増加につながる危険性があるということだろう。高い陽性率であった東京は幸いにして今回は減少傾向に転じているようだが今後も波が繰り返される可能性を考えると今からでも検査体制を充実し、検査を増やしても10%を超えない状態が一つの安心材料となり出口戦略につながるのではないだろうか。